2012湖南省東京ビジネス招致会開催

　 7月3日（火）湖南省政府副事務長である王光明を団長とする代表団52名が6月29日（金）より来日し,「2012中国湖南(東京)投資環境説明会」を開催することとなりました。
　湖南省は“一化三基”の戦略を基に“両型社会”の建設を、新たな経済発展のブレークスルーとする方針を打ち出しました。“一化三基”戦略の≪一化≫とは産業発展の新型工業化を加速的に推進することであり、新型工業化には工業化、都市化、農業産業化の三項目が包括されており、≪三基≫とは、基礎インフラ設備の強化、基礎産業、基礎工作の確立を意味します。また、“両型社会”は≪省エネルギー型≫及び、≪エコロジー型≫の経済発展を目指すことを意味します。≪省エネルギー型≫の経済発展を目指すことの本意は、資源の節約にあり、生産、流通、消費等、分野毎に最適な資源の節約を実現することです。≪エコロジー型≫の経済発展は人と自然の共生を目指すことであり、生活者の消費活動とエコロジーシステムの協調を実現し、持続可能な社会・経済発展を生み出すことです。
　本説明会を通じて、湖南省の現状と展望、さらに新たな発展のチャンスと可能性について理解を深め、ビジネス展開の契機としています。

◆ 主　催：湖南省人民政府

◆ 実　施：中国国際貿易促進委員会湖南省分会

◆ 協　力：一般財団法人日中経済協会

◆ 後　援：日本貿易促進機構、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ

◆ 日　時：2012年7月3日(火)　10:00～14:00

◆ 場　所：ホテルニューオータニ　

◆ 参　考：湖南省の経済・産業概況

　湖南省の名前は、洞庭湖の南に位置しているというところにその由来があります。また、秦の時代から隋の時代まで“江南”と名付けられた地は、正に現代の湖南を指しています。
　湖南省の面積は21万m2、人口7,200万人を擁し、改革開放以来、順調な経済発展を遂げてまいりました。2011年の省内GDPは1兆9,635億元（成長率：前年比12.8%）に達し、全国平均の成長率とされる9.2％を大きく凌ぐ成長率を誇り、中国内におけるGDP成長率では全国第9位に位置づけられます。また、省内における一人当たりGDPの平均値も4,000ドルに達する水準となっており、勢いのある経済成長を持続しています。