日本と経済が密接関係にある江蘇省中部に位置している泰州市が2012年7月10日ホテルオークラ東京で投資説明会を開催。
泰州市人民政府訪日代表団は楊傑副市長を団長とし、海陵区、高港区、輸出加工区の主要幹部約21名で構成し、日本との経済貿易における一層の関係強化を目的として「2012中国江蘇省泰州(東京)投資説明会」を開催。
泰州市は、1996年8月揚州市から分離し、地級市に昇格した新しい市です。江蘇省中部のなかで、急速な発展を遂げている長江南岸の常州、無錫、蘇州の対岸に位置し、高速道路網の整備の結果、南京、上海まで2時間圏内、常州、無錫、蘇州まで1時間圏内であり、産業的、市場的に鑑みても大変な好立地です。
本年5月上旬には、揚州泰州空港が完成し、北京、広州、深圳、成都との航路が就航します。9月には泰州大橋が完成し、江陰大橋等を含めたインフラ整備に伴い、港湾都市として、長江流域の重要な物資中継輸送の拠点ともなっています。
2011年、泰州市のGDPは2,422億元、輸出入貿易額110.9億ドルで、その内、日中輸出入総額は12億ドルを超え、外資利用額は14.17億ドルとなり、昨年末までに、泰州市における日系会社は135社に上り、日系資本利用額は20億ドルとなっています。
近年、泰州市は製造設備産業、バイオ医薬産業、新エネルギー産業、電子情報産業を柱とした"1+3+N"産業システム("1"= 製造設備産業の推進、"3"= バイオ医薬産業、新エネルギー産業、電子情報産業を包括した3大新興産業の発展、"N"=特色産業グループの育成)を形成し、これらの基幹産業の持続的な発展を基盤に、「第12次5か年計画(2011-2015年)」の期間中、マンガ・動画などの文化創意、新エネルギー、光電、電子情報及び高効率農業などを含めた新興産業の推進に注力するなかで、現在、新たな成長期を迎えています。
本説明会では、泰州市が今後注力するマンガ・動画などの文化創意、新エネルギー、光電、電子情報、高効率農業産業、製造設備産業及びバイオ医薬産業等の誘致を図るために、最新の投資環境や投資メリットについてご説明。
今回の説明会では円卓への着席形式で、和やかの中で説明会を進行された。
泰州市独特スタイルで会場をレイアウト
和やかな雰囲気演出に一工夫
(责任编辑:hx) |